矢井田力さんからのリレー

（ＩＭＨ）ＯＢ会　高比良耕二

ぬるま湯三昧

桑名工場へ単身赴任をしていた時に構造設計を担当している福井氏から“高比良さん、この付近には沢山温泉があって、日帰り温泉で時間をつぶすのも気持ちが良いですよ”とお勧めをもらい、会社の近所の温泉へ行ったのが、多趣味、好奇心の強い私には病みつきになって、ずっと今も温泉荒らしを継続しています。

今では車に温泉グッズ（石けん、タオル、替え着）を積んで、時間があれば、ちょっと発見した立ち寄り湯を楽しんでいます。

一番のお気に入りはぬるま湯にアゴまでゆっくり浸かっているのが、何よりも気持ちが良くて、もう、案内書を書ける程あっちも、こっちも浸かりに行きました。春、夏、秋、冬飽きる事なくぬるま湯三昧です。、

春：春霞の露天風呂、桜が遠い所で咲いている。目を閉じるとどこかでうぐいすが鳴いている。目を開けると桜の花びらが１枚、２枚、あ〜、温泉っていいな〜

夏：真夏８月の露天風呂、ぬるま湯で寝てしまった。目がさめたら、木陰がどこ

　　かへ行って、まぶしい太陽の直射。おかげで全身、下着跡もなく全身日焼け

　　家内曰く、“工事現場の親方みたい”。けど、温泉っていいな〜

秋：秋のぬるま湯露天風呂、寝転ぶと空が澄み切って、紅葉を眺めて気持ちが良い。遠くでモズの鳴き声を聞きながらああ〜、温泉っていいな〜

冬：積雪した湯露天風呂入っていたら熱いし、出たら寒いし、出たり入ったりの繰り返し、でもやっぱり温泉っていいな〜

いい事ばかりでもありません。アクシデントも経験しました。

・あるスチームサウナの中で客同士が些細な事からケンカを始めました。素っ裸

でプロレス技が汗で滑ってかからない。止めに入る事も出来ず退散しました。

・東北の露天風呂で一人で入っていたら、若い女性１０人程がどこも隠さずに入って来て、こっちが小さくなって、悪い事をしていないのに、こそこそ退散。

・いつもは車を運転するので、お酒は飲めないが、今日は車に乗せてもらったのでお盆に酒とチーズちくわを浮かべていたら、サッと一瞬、黒い物が目の前を横切って、良く見たら、ちくわがない。鳥のトンビがちくわをつかんで飛んで行くのが見えた。ちくわではなく、お酒だったらほろ酔いトンビでおもしろいのに。

・いつもの温泉で尻に絆創膏かな、白い物が付いているおじいさん、近くへ来たら何と、トイレットペーパー。後で管理人に聞くと、かかり湯を知らない人

がお客の１０％弱いるとの事。オドロキ。

それでも新しい驚きを求めて私は又、温泉へ行く、あのアゴまでぬるま湯で長時間ゆっくり浸かっていると天国です。このまま本当にスイッチが切れてしまっても何の後悔もない。

次は（ＩＭＨ）ＯＢ会の藤原秀雄さんにリレーバトンを渡します。